太秋柿 (たいしゅうかき)

 

太秋柿とは

「太秋柿」は1995年(平成7年)に品種登録された完全甘柿です。

農研機構果樹研究所が「富有」と「lliG-16 (次郎×興津15号(晩御所×花御所))」を掛け合わせて生まれた品種です。富有柿に比べて果実は大玉傾向で、サクサクとした食感が特徴で、果肉が緻密で、果汁を多く含み糖度も高く17度~18度にもなります。種も少なく、入っていても2~3個ほどです。

完熟した太秋の果皮には、条紋と呼ばれるひびわれが生じやすく、見た目はあまり良くありませんが、これは完熟して糖度があがっていることの表れです。また、太秋柿は完熟しても色はあまりかわらず青みが残るのが特徴です。

ちなみに完全甘柿の品種と言えば「富有柿」が有名ですが、太秋柿はそれよりも早い時期に成熟する甘柿を目指して育成されました。

※完全甘柿とは

甘柿の中で、種の有無に関わらず渋みがぬけるものを完全甘柿といいます。甘みも強く、 日持ちも良いのが特徴です。

→「富有柿」「次郎柿」など

※不完全甘柿とは

甘柿の中で、種が多く入るとその周辺に黒い斑点ができ、渋みを感じにくくなり、種が入らないと渋みがのこるものを不完全甘柿といいます 。

「西村早生」「禅寺丸」

※完全渋柿とは

渋柿の中で、種の有無に関わらず渋みがあるものを完全渋柿といいます。 基本的に渋抜きして出荷されます。 (渋柿のまま出荷されるものもある)

※不完全渋柿とは

渋柿の中で、種がはいるとその周辺の渋みが抜ける渋柿を不完全渋柿といいます。 渋抜きすると甘くなります。

旬のカレンダー

9月 10月 11月

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