プラム(李)

プラムとは

甘酸っぱくてジュシーなスモモは、初夏から夏にかけて多く出荷される果物です。 スモモは大きく分けて中国原産の 「日本スモモ(プラム)」 とヨーロッパコーサカス原産の「西洋スモモ」の2つに分類され、それぞれ色や形が異なります。 ちなみにスモモは、英語でプラム、フランス語ではプルーンと言います。

日本スモモは主に生食用として栽培され、 一方、西洋スモモは生食用の他、 乾燥用やジャム、 コンポートなど加工用としても栽培されています。 健康 補助食品で有名な「ドライプルーン」は西洋スモモを乾燥させたものです。

【 品種の紹介】

「大石早生」 (フォーモ) (不明) 不明種は 「ピューティー」 とみられています。 福島県の大石俊雄氏が育成し1952年(昭和27年) に登録された品種で、現 在日本で最も栽培されているのがこの 「大石早生」 です。 早いところでは、 5月下旬頃から収穫をはじめ、6月下旬~7月上旬頃には最盛期を迎えます。 果肉は淡い黄色で、 成熟にしたがって赤く染まり、 完熟すると果皮全体が 鮮やかな紅色に染まります。形は円形で果重は500g~70gほどで早生種と しては、比較的大きい、果肉は柔らかで、 食べるとジューシでさわやかな甘酸 っぱさが口の中に広がります。 <まめ知識> 成熟に伴う果肉の軟化が早いことから、果皮前面に着色する以前に収穫 することが一般的に行われています。

旬のカレンダー

6月 7月 8月 9月