岡山白桃

岡山白桃とは

桃の原産地は、中国と言われ、岡山県では明治の初めに「白桃」 が品種改良によって誕生し、そこから本格的な栽培がスタートしました。 瀬戸内の穏やかな気候に恵まれ、現在では桃の代表的な産地となっています。

現在の栽培面積は全国5位ですが、「白桃」や 「清水白桃」 をはじめとした栽培の主流となっている品種の大半は岡山県がルーツになっています。 他県の桃は 袋掛けをしない無袋栽培が多く、赤みを帯びた色をしていますが、 岡山県の桃は直接日光を当てない有袋栽培で、果皮が薄くて白い上品な雰囲気を醸し出しているのが特徴です。

一口に「白桃」 と言っても、実は品種が沢山あります。ひとつの品種の旬は短いもので1週間、長いもので3週間程度で、シーズン中は次々と品種を交代しながら継続出荷していきます。

 【まめ知識】

「清水白桃」は岡山県のブランド産品として有名です。 発見された岡山市には現在、 「清水白桃発祥の地」という石碑が建てられています。

岡山の桃の一番の特徴は、その上品なまでの白さ、この白さの秘密は、岡山ならではの袋掛け栽培です。 まだ青くピンポン玉くらいの実の時にひとつひとつ手作業で、 袋を掛けていきます。 大変な作業ですが、 太陽の光を直接浴びない桃は赤く色づかず、 透き通るように白くてなめらかな口当たりの桃に育ちます。この袋掛けは、日光だけでなく桃を傷つける風や雨、虫などからも桃を守るため、より美しい桃が育つわけです。

旬のカレンダー

6月 7月 8月

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