アメリカンチェリー

アメリカンチェリーとは

アメリカンチェリーとは、アメリカから輸入されるチェリーの総称で、 品種名 ではありません。 主にカリフォルニア・オレゴン・ワシントンで生産され、日 本に輸入されるほとんどがアメリカ西海岸で生産されたものになります。 平均すると国産のサクランボに比べ大粒で、食べごたえ十分。 国産とは違った 独特の風味があり、 輸入果実としては珍しく、季節感あふれるフルーツとして 定着しています。

【出回り時期】

 カリフォルニア産は5月上旬から始まって 6月下旬頃まで、ワシントン・オレゴン産は6月上旬から7月いっぱい。 両者は短期間だけ重なりますが、比較的うまくリレーします。 

【選び方】

 表面にハリとツヤがあるものを選びます。 また軸 (果梗、 ステムともいいま す)がしっかり付いていて、青々としているものが新鮮です。

【 品種】 

・ビング (BING) 

アメリカンチェリーの主力品種。 全輸入量の約9割を占めます。 1875年にオレゴン州でリパプリカンの交雑実生から誕生しました。 果皮の 赤黒い色から別名 「ダークチェリー」 とも果肉は濃い赤紫色、果汁も濃紫色です。酸味が少なく甘みが強いのが特徴。果肉が硬めのため長距離輸送にも耐えうるという長所が今日の定着につながっているといえます。 

・ブルックス (BROOKS) 

アメリカンチェリーのトップバッターとして、 市場に一番早く出回る早生品種です。 レーニアとビング種を掛け合わせた交配種で、順調に生育すれ 4月上旬に出回ります。 酸味が低いため甘みを強く感じるのが特徴で、 見た目はビングとよく似ている典型的なアメリカンチェリーです。

旬のカレンダー

5月 6月 7月

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